Amazonで電子書籍を発売!

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日記 『ヨーロッパ浮わ気ドライブ』デジタル版(水馬義輝著)をAmazonで発売することになりました。
この本は2013年11月に刊行した書籍を改訂し、デジタル化したものです。

著者の水馬義輝は1957年7月末に南回りでパリに到着し、しぱらくパリに滞在した後、現地でシトロエンやルノーを借りて、ヨーロッパ9カ国を仲間とともに旅しました。
彼は戦後の広島で広告代理店みづま工房を創業した広告マンであることから、本業の広告観察をはじめ、少年時代から憧れつづけていた西洋美術の鑑賞記録や車、道路事情、現地での見聞なども書き残し、3台のカメラで写真も撮影しています。

旅した時から半世紀以上を経て、遺族によって書籍化することになり、白黒の写真を貼ったスクラップブック16冊、スライド236枚がみづま工房に保管されていることがわかりました。

1957年に欧州の観光地で撮影された写真を見ると、現在では考えられないほど、人の気配がないことに驚きました。
たとえばパリ。今では防弾ガラスに囲まれているルーブル美術館所蔵の名作モナ・リザも、作品を保護するものなどなく、撮影した写真の中には鑑賞者が1人も映っていない貴重なショットも。(現代のモナ・リザ前の大混雑を思えば、なんと心ゆくまで作品を鑑賞できた時代だったのでしょう!)

本書は、水馬義輝がほぼ毎日つけていた旅の記録と当時の趣のあるヨーロッパの写真で構成しています。
日本人が現在ほど渡航しなかった頃のヨーロッパの資料として楽しんでいただければ幸いです。

Amazonでリリースする日が決まりましたら、改めてお知らせします。

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