『日記 ヨーロッパ浮わ気ドライブ: 広告マンがクルマで走った1957年の欧州』が40%OFFとなり、お求めやすくなりました。
紙の本を刊行したのは約1年前。
そして、電子書籍としてリリースしたのが、今年の8月。
パリを拠点にシトロエンやルノーを借り、ヨーロッパ各地をドライブ旅行している時の様子が記録されている本書。
半世紀以上前のヨーロッパの街や広告、美術、習俗、車、道路事情、物価などの記録、運転したルートを記した地図、そしてヨーロッパのあちこちで撮影された写真で構成しています。
1957年のパリやヨーロッパ各地の様子がわかり、その時代の資料としてもお役立ていただけるかなーと思っています。
さて、以前にも紹介しましたが、著者の水馬義輝が旅でつけていた記録用紙がこちら。
旅の記録はほぼ毎日、記されていました。
どうやら、この記録用紙はヨーロッパ旅行のために作られたようです。
日々の見て感じたことをはじめ、毎日の飲食代、シトロエンやルノーのレンタル料金やガソリン代、そして車を走らせた距離なども記されています。
1957(昭和32)年は、海外旅行自由化前の、それほど多くの日本人がヨーロッパに渡航できない時代。
この記録用紙を見るたび、そんな時期に渡欧するという貴重な体験-少年時代からあこがれていた西洋美術に思うぞんぶんひたる喜び、専門の広告をくまなく観察して、広島の街に生かそうとした情熱-を後世に残したかったのだろうと思います。
この『ヨーロッパ浮わ気ドライブ』という本のタイトルもあたためていたようです。
「浮わ気!?」・・・と最初は驚きましたが、広告屋はえっ!?と皆に思わせる表現をしなければならない。
だからこのタイトルなんだ、と。
今回、この本を多くの方々に手にとっていただきたく、40%OFFとしました。
当初の10USドル(amazonはUSドルで価格申請しなければなりません)から6USドルに。
この機会にFacebookで広告も打っています。
ぜひ、amazonでご利用ください。