緑萌える5月にして、2015年お初の記事…。
ご無沙汰しておりました。
そしていつの間にか、パソコンでKindleが読めるようになっていました。
こちらKindle For PCです。
1冊あたり、通常6機の端末までダウンロードOK。もちろんオフラインの閲覧も。
さっそく日記 ヨーロッパ浮わ気ドライブ: 広告マンがクルマで走った1957年の欧州をダウンロードしてみました。
フルスクリーン表示モードも搭載されていて、タスクバーも消え、写真とテキストのみの、なかなか迫力満点。
とくに、見開き2ページにわたって1枚の写真を使っているページは、紙の本では表せなかった、胸に迫るものがある。こちらはPCで見たKindleのフォンテーヌブロー宮殿を紹介するページ。見開きを前提に制作した意匠がスムースに伝わるのでは?と感じる。
これはスイスとイタリアをつなぐシンプロン峠で撮影した写真。
ただ、Kindleは便利、手軽なものとはいえ、紙のページをめくるあの感触(あの紙のにおい)、ページの文に線を引っぱったり、これだ!という内容に付箋をはりつけながら読むのを好む人には端末を通しての読書は物足りないでしょうね。
けれど、読み手にとっての本は紙のものだけではなくなった。
自分に合うものを選ぶ時代なんですね。
本か端末(しかもPC、スマホ、タブレットの数種あり)か。
読み手と情報を媒介するものもそうですが、情報も与えられるものではなく「取りに行く」時代になったものだな、と感じる次第。
『日記 ヨーロッパ浮わ気ドライブ: 広告マンがクルマで走った1957年の欧州』のfacebookはこちらから。