トリップアドバイザーが発表した「外国人に人気の日本の観光スポット2014」。
なんと、2位と3位に広島のアノ場所がランクインしています。
2位に広島平和記念資料館(原爆ドーム)
3位に厳島神社
ちなみに1位は京都の伏見稲荷大社で、4位は京都の金閣寺。「京都」というNipponを代表する観光地をたくさん擁する土地と肩を並べ、襟を正す思いですが、Hiroshimaまで足を伸ばしてくれるなんて、ぶち(広島弁で「とても」という意味。veryと同義)嬉しい。
さて、ここ数年、広島市街地を歩いていると、明らかに外国人観光客が増えたなーと、肌身で感じます。
平和記念公園や本通りのような普段から人の多いところもそうですが、観光客がめったに通りそうにない路地などにも、明らかにツーリストと思われる外国人の姿を見かけることも。
そんな人を見かけても付近に暮らす人たちがたいして驚かなくなった、という意識の変化こそ「外国からの観光客が増えたな」ということなのかも。
はるか昔は、市街地をはしる路線バスに外国人が乗り込んできただけで、おおっ、こんなところに!と、人々の眼は1.5倍ぐらい大きくなったものでしたが(^_^;)
上の写真は宮島(厳島)にある大元神社。
ここは宮島内でも比較的、観光客の少ないエリア。この神社の奥に広がる森の中はまず観光客の姿は見られない、というより、人の気配がほとんどない場所なのですが、2年前、ドイツからのバックパッカー2人組と会ったことがあります。そのとき「ああ、こんなところにまで外国人が足を伸ばすようになったのか」としみじみ。
さて、「観光業」はこれから、日本で今以上に注目されるビジネスになるはず。
インバウンド(外国から日本へ。外国からのお客様の誘致)の成功は自治体が行うキャンペーンも多大な影響力がありますが、いざ目的地では、そこに暮らす人たちのおもてなしやら他所からやってくる人たちと何かしらの交流をしたいなーと思う気持ちなどが、大きな鍵となるでしょう。
その土地が好きになるかどうか。
またここに戻って来ようと、その思いを魂に刻めるかどうか。
風景や街の空気感も大切ですが、やはり決め手は「人」だと思うのです。
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